虫と歌のバカンス

アイドルという生身の人間に自分の願望を押し付ける自己満ブログ

東京ドームを染める赤の一粒になってきました

去る四月一日東方神起LIVE TOUR 2015 ~ WITH ~に行ってきました。圧巻。語彙力無さすぎて出直して来いって感じなんですがつらつらここに書いていこうかと。
 
ええと、そもそも男子よりもヨジャドルの方が好きで、小学生の頃は周りの女の子が嵐がKAT-TUNがNEWSがとか言ってる中で再放送で見た救命病棟24時の影響で江口洋介が好きだったり伊藤家の食卓の影響で伊東四朗が好きだったりとだいぶマニアックな路線を突っ走っていたし、ソシをきっかけにK-POPと出会ってからもほぼソシ一辺倒だったので実質男子に注目し始めたのはEXOのウルロンからですかね。東方神起に関してはソシを漁ってる時に東方神起関連のエピソードを読んだりツイッターで流れてくるツイートを見て得た必要最低限の知識があるだけのド素人な私が東京ドーム、しかも暫く会えなくなってしまうこの状況で彼らに会ってきても良いのだろうかと思いました。が、本当に行ってよかったです。
絶対トンのライブは一回は行ってほしい!ときっかけをくれた友人に感謝。
実は、トンペンって仲間意識が強くて掛け持ちペンや雑食ペンには当たりが強そうなイメージが勝手にあったんです。SMTのライブビューイングで体験したペンライトの統率力とかね、会場の赤率にも驚きましたけどなんでこんな動き揃ってんの!?と衝撃を受けました...。そういうことがあって若干ビビってたんですけど周りの方たちみんなすごく優しくてマナーがよくて流石だなと思いました。個人的な話であれなんですが当日腰が本当に痛くて隣の方に「今日すごく腰が痛くて途中で座ったりして迷惑かけると思うんですけどよろしくお願いします」と声をかけたら「全然平気ですよー大丈夫ですか?」と逆に優しく声をかけていただいて本当にありがたかったです。ユノペンの可愛いお姉さんだった...。声がすんごく可愛くてユノ〜って呼ぶ声が綿あめのような甘い声でした。綿あめボイスかわいい。癒された...。
 
 
そんなこんなで始まったライブ。序盤から熱気がすごかったです。WITHもろくに聞けずに参戦したのでおかげで見るもの全部が新鮮と驚きと感動でなんというか色んな初めての料理を一気に食べた感じ?どんな言葉で表現したらいいかわからなくて何も言えないというか。
 
でもこれ↓
今以上の痛みはもう生涯起きることないさ
君は自由になって輝けるんだ
 
Before U Goどストライクすぎました。メロディーも歌詞も全部好き。これもとは韓国語なんですね。そんなことちっとも思わなかったです。歌詞クオリティ高いなあ。これ束縛してた彼氏から別れを切り出す歌ですよね?でも上にあるように自由になって輝いてって言ってるのにもう経験することのない痛みで自分の存在を植え付けて決して自由にする気のない無意識的な執着心が二人の歌声に表れてて改めて聞くとゾワッとしてきます。いい意味で。
 

基本東方神起のTheバラード曲の歌詞ってまさにJ-POPって感じであんまり好きじゃなかったんですけどそんなものを上回る歌唱力でした。生歌の威力を実感した...。教祖様万歳。いやー、アイドルがある一定の地点に達するとアーティストになって、アーティストがある地点を越えると教祖様になるんですね!!だってねぇ、東方起ですもんねぇ!太陽が昇る方角の神々がお目覚めになるんですよ!?そりゃ真っ赤に燃え上がる松明でお迎えしないとですよね!

 

テンポの違うメトロノームを一斉に動かすと、始めはバラバラに動きますがやがて全てのメトロノームが影響し合って同じタイミングで音を刻むようになる現象を同期現象といいます。
人間の体は同期現象の宝庫です。我々の心臓の拍動は、心筋細胞と呼ばれる心臓を構成する細胞たちの振動によって生まれます。1つ1つの細胞が自分勝手に振動していては心臓はうまく動いてくれません。細胞たちが同期して、同じタイミングで震えることによって、大きな拍動を生み出すのです。
つまり我々は同期現象によって生きているといっても過言ではありません。神に忠誠心を表すのに命の源である同期現象で表す、そう、まさに東方神起コール。ぶったまげました私。だってどこからともなく、とーほーしんき、とーほーしんきって聞こえてきたかと思えば次の瞬間には会場全体から唸るような東方神起コールが響いてるんですもん。絶対赤の興奮作用でリミッター外れてるよ。腰の痛さ忘れてましたもん。
 
最後ね、ペンライトの赤とバンド型ライトの次々変わる光が合わさってすんごく綺麗だったんです。客席からメッセージを浮かび上がらせる演出はファンにも知らされてなくて、「TOHOSHINKI THANK YOU 」が浮かび上がった時客席からもうわぁって感嘆の声が漏れましたんですけど、そこに作り手の方達の東方神起への愛を感じました。ダンサーさんもバンドの人もスタッフさんも東方神起が大好きで尊敬していて、そんな彼らと共にやってきたこの仕事に対する誇りが表れてたステージでした。10年間色々あったけど、あなた達の10年間は決して間違ってなかったよ。そう思わせる説得力があのステージとパフォーマンスにはありました。ほんとに、行けてよかったなあ...。
 
ユノ大先輩の溢れ出る色気というかフェロモンはまさに来る者拒まず去る者おらずの圧倒的なカリスマ性は多分ユノ大先輩にしか出せないなあ。レラ様の色気はふつくしい....と息を飲む造形物的な色気であって、男女問わず虜にしてしまう点では同じだけど他はまるで正反対だし、テミンの色気はまさに俗物の汚れに少しでも穢れてしまったら途端に息絶えてしまいそうなのに人間の嫉妬や憎悪を栄養に生きているような庇護欲と恐怖心を同時に感じさせる色気だし、カイに関しては悪魔と契約した子なのでまるで悪魔が彼の主人格を乗っ取るだけでは飽き足らず、彼を使って私たちをも支配しようとしているような攻撃的な色気なのでユノ大先輩の有無を言わさずに平伏させるあの色気は彼だけのものですね...。
 
チャンミンは隣にユノという自信に満ちあふれた絶対神がいるから余計にそう思うんでしょうか。きっと彼は根本的には自信が無くて自己評価が低い人なんだろうなと思いました。いや、パフォーマンスを見ているときにはそんな事を全く感じさせないですしひたすらかっこいいんですがふとしたときにそんな一面を感じさせるんですよね。いやはやなんと尊いことか。
 
生ける伝説、東方神起
きっとこれからも新たな伝説を生み出していくことでしょう。
あの空間に立ち会えた事はきっと何年後に振り返ったとしても決して色あせる事は無い。