虫と歌のバカンス

アイドルという生身の人間に自分の願望を押し付ける自己満ブログ

人が人を好きになった瞬間って ずーっとずーっと残っていくものだよ

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突如私のタイムラインに現れたこのたった1枚の写真。

 

この1枚でいつのまにか心の奥深くに沈み込んでいたルハンへの好きの感情が全身に逆流しました。

好きがいきなり身体中を駆け巡ると、人間って体温下がるんだね。背筋が凍ったもん。ついでに一瞬呼吸も止まった。ヒエッて声出た。

 

知らない方のために軽く紹介すると、彼の名前はルハン(鹿晗/LU HAN)。

K-POPグループEXOEXO-Mのメンバーとして2012年にデビュー。2014年にグループを脱退し、現在は歌手、俳優として幅広く活動しています。

 

このブログでも馬鹿の一つ覚えみたいに言っているように、私のケーポ沼の始まりは少女時代で、そこから丸3年位ソシ一筋で突っ走り、ジャニーズはおろか男子アイドルにまっっっったく興味のなかった私を目覚めさせたのはルハンとの出会いです。

 

宇宙人?ww 超能力?wwと小馬鹿にされてた時代からEXOを応援していた友達から「とりあえず見てくれ」とwolfのMVのリンクを送りつけられます。

 

EXO 엑소 '늑대와 미녀 (Wolf)' MV (Korean Ver.) - YouTube

 

「ほうほう、狼少年がコンセプトなんだな。」「あ、ドレッドヘアの子はわかるぞ!めちゃ推されててダンス上手いカイ君だ!」と無防備に見ていく私。

そして1:07で私の人生は激変します。

 

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........生きてる?

 

人生で初めて、こんなにも美しい顔の人間がいることを知りました。

人生で初めて、他人が高慢ちきに冷笑する姿に時が止まる錯覚を覚えました。

 

そこからあれよあれよとGrowl、EXO’s ShowTimeと手に入るコンテンツというコンテンツを大量摂取し、見事なエクソペンが日本の片隅で爆誕。おぎゃー!おめでとうございます!元気なチェンペンですよ!

 

ただ、私は本質的に「グループ」が好きな人間なので、ルハンがEXOを脱退してからは自発的に追うことは段々と無くなり、彼がどんな髪色にしたのか、どんな歌を歌っているのか、どんな映画を撮っているのか、何をしていようが興味がないほどに鎮火してました。

 

だけど、ルハンを知る前と知った後で180度見える世界が変わった私は、彼がいくら原色着てこそ一人前だろとでも言いたげな大陸スタイリングに染まっても、

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(まじで何回見てもこの色のパジャマの需要がわかんないよ...天下のELLEだよ?)

 

SNSでハタチそこそこの女の子との「僕の彼女を紹介します!」「照れる(//∇//)」みたいな中学生カップルも今どき興ざめなやりとりを公開恋愛してようとも、

 

たかが写真1つで当時の気持ちが蘇ることがわかりました。

 

 

こんな写真1枚でこんな新鮮な好きが思い出せるの?不死鳥かよ、好きは不死鳥。

ダンブルドア校長もびっくりのフォークス顔負けの生命力。

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女の好きは上書き保存って言われるけど絶対嘘。

どれだけ隅っこに追いやってても、埃かぶってても、ふとしたきっかけで記憶の蓋が開かれれば、当時から何一つ褪せない感情が流れ込んでくるもん。

こんなの冷凍保存だよ。

瞬間解凍もいいとこだよ。

 

ルハンは何年経っても変わらないなぁと思っていたけど、いざ見比べてみると、EXO時代より格段に精悍な顔つきになっていて、彼が1人で戦ってきた重みと、どんどん11人の兄弟と共にしない時間の方が長くなっていくこれからと、道が別れずに済んだもしもをどうしても考えてしまいますね。

 

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タイトルは私が大好きな脚本家である坂元裕二が手がけたドラマ「東京ラブストーリー」での赤名リカのセリフから取ってきました。

 

人が人を好きになった瞬間って、ずーっとずーっと残っていくものだよ
それだけが生きてく勇気になる
暗い夜道を照らす懐中電灯になるんだよ


東京ラブストーリー』(1991)

 

忘れても、見えなくなっても、思い出せなくなっても、あなたがくれた輝きが鈍ることはないよ

 

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